美容皮膚科女医のひとりごと

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化粧水やクリームの塗り方のおすすめ

寒くなると乾燥して肌が元気がなくなり、シワシワになってくるのですが、もうその前兆が来る季節。
スキンケアも春夏から、秋冬モードに変える必要があります。
皮脂や汗がよく出る春夏は、どちらかといえば毛穴を詰まらせないように、さっぱりしたスキンケアが望ましいですが、
とにかく乾燥を防ぐ必要のある秋冬は、水分を補い、油分で蓋をするようなスキンケアがおすすめです。

化粧水、乳液、美容液、クリーム、不足部分にポイントケア。
当院のスタンダードコスメで言えば、
ヴィシスローション(高濃度ビタミンC化粧水)、プラセンタエキス(馬プラセンタ)、ヴィシスクリーム(高濃度ビタミン栄養クリーム)、ナノHQ(ハイドロキノン美白乳液)、コエンザイムQ10(目元口もと用のしわクマ対策クリーム)。
モノを揃えたあとは、塗り方です。
はじめて来たかよクリで化粧水をつけて帰る人の半分以上は「パーン、パン、パーン」と化粧水を手につけて叩き込み、その音が廊下にこだまします。それではダメです!
お相撲さんの戦う前みたいに顔を叩いたって皮膚は活性化しませんし、栄養成分が中に入るわけではありません。かえってムダな炎症を起こしてシミやしわを作ってしまう事になりかねません。
では、どうする?
カヨコ式~
手のひらにたっぷりの化粧水を取って、両手になじませてから、人肌に温まった所で顔に優しく当てる、しみこませるように手で温めながらしばらく手のひらから顔に温かさが伝わるように顔を手で包み込みます。それを何回か繰り返す。
クリームも同じく、両手になじませてから、あまり皮膚を動かさないように手のひら全体で包んで染み込ませるようにつけていきます。
この優雅な動作だけでも、ぱしぱし叩かれていたお肌とは違ってくると思いますョ。
お試しください。

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