美容皮膚科女医のひとりごと

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  • 2021.10.14

それって本当にたるみですか?

皆さん、おはようございます。
院長の板井久恵です。

最近患者様から「先生痩せられました?」とお声かけいただくことが多く、嬉しいです!
パーソナルトレーニングに加えてキックボクシングを始めたのと、エラボトックスの効果が見え始めたのかな♪と思います。

エラボトックスはフェイスラインがシャープになって小顔効果も出せますのでおすすめですよ♪

今日はたるみ、輪郭のお話しです。
最近は、たるみ治療機「HIFU(ハイフ⇦『ヒフじゃないですよ!笑』:High Intensity Focused Ultrasound/高密度焦点式超音波)」と言う言葉がだいぶ浸透してきたせいか、若い20代〜30代前半の方でも「たるみが気になるからハイフをしたい」と相談に来られる方が増えています。実際他院でハイフを何度か受けてきましたという20代前半の方も中にはいらっしゃいます。

「HIFU」と言うのは機械の名称ではなく、照射の機構のことで「HIFU」の技術を搭載した機器がたくさん巷に出ています。点状もしくは線状に顔の真皮や筋膜を焼くことによって、その修復過程でコラーゲンを生み出し、引き締め効果を狙うものです。

「焼く」と言うことはもちろんダメージを与える=壊すことですから、ぴちぴちフレッシュな若い方のコラーゲンをあえて壊す必要はありません。

そして若い方々はたるんでいないです!若い方達がたるみたるみとおっしゃるのは大抵「輪郭」のことを指しています。輪郭を変えたいのであれば例えば私のようにエラボトックスなどでフェイスラインをスッキリさせることができます。

個人的にはHIFUは30代後半のちょっと口元に影が入り始めるかどうかくらいの頃が一番いいと思います。
コラーゲンも20代ほどしっかりとしたものではなくなってきますのでこの時期からたるみに関して定期的にメンテナンスを始めるのが良いかなと思います。

HIFUもエラボトックスも効果を正しく理解して使えば理想的なお顔に近づけると思います♪

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