VIOのムダ毛を自己処理したいけど、どうしたらいいの?
脱毛の事前処理の方法がわからない。
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
VIOの処理は、ご自身の目で直接確認しながら行うのが難しいです。
また正しい手順で行わないとケガをしたり、肌トラブルにつながったりする恐れもあります。
しかしアンダーヘアのお手入れ方法について、人に聞くのは恥ずかしいと感じる方も多いですよね。
この記事では、VIOの自己処理の方法や注意点などを紹介します。
編集部
VIOの自己処理は、正しい手順で安全に行いましょう!
目次
VIOを自己処理する方法
脱毛の事前処理や日常の自己処理としてVIOを剃る際は、どのような手順で進めれてば良いのでしょうか?
ここからは、VIOを安全に自己処理する方法と準備するアイテムを紹介します。
準備するアイテム
体毛を剃る際に「カミソリ」を使用する方も多いですが、VIOには刺激が強すぎるため避けた方が良いです。
VIOの自己処理を行う際は、以下のようなアイテムを準備しましょう。
はさみ
VIOの毛を剃る前に、ある程度の長さがある場合は事前にはさみでカットしておく必要があります。
アンダーヘアのカットに使用するはさみは、いくつかの点に注意して選ばなければなりません。
- 大きすぎない
- 先が丸い
- スムーズに動かせる
100円ショップでもさまざまな種類のはさみを手軽に買えるので、チェックしてみてください。
ヒートカッター
ヒートカッターとは、熱でアンダーヘアの毛先を焼き切るアイテムです。
毛先を焼き切れるので、処理後もチクチク感が抑えられます。
VIOの毛を剃るためのアイテムではなく、形や長さを整えたい時に使用します。
火傷の心配もなくはさみよりも安全にアンダーヘアをカットできるので、準備しておくと便利です。
電気シェーバー
VIOの自己処理をする際は、VIO専用の電気シェーバーを利用するのがおすすめです。
電気シェーバーは表面の毛だけを剃るので、埋没毛も防げます。
お風呂で使用する場合は、防水タイプであるかをチェックすることも大切です。
編集部
アタッチメントを付け替えられるものもあるため清潔さを保ちながら、部位に応じた処理ができます。
保湿剤
処理後は肌が乾燥するため、保湿が欠かせません。
低刺激で肌に優しい、デリケートゾーン専用の保湿剤を用意しましょう。
クリームタイプやオイルタイプなどさまざまな種類が販売されているので、ご自身に合ったものを探してみてください。
鏡
VIOは目視で確認しながら剃るのが難しいため、ケガをしてしまうリスクがあります。
そのためVIOを処理する際は、鏡を用意しておくと便利です。
角度を調節できる鏡ならIライン・Oライン部分も見やすくなり、安全にアンダーヘアを剃れます。
Vラインの処理方法
- STEP
デリケートゾーンを保湿する
乾燥した状態では肌へのダメージが大きくなり、剃った後に肌トラブルが起こることがあります。
そのため、自己処理を行う前に軽く保湿することが大切です。
クリームやオイルを塗りすぎるとアンダーヘアが張り付いて剃り残しが出てくるので、ベタベタになりすぎないよう気をつけましょう。
- STEP
長い毛をはさみかヒートカッターでカット
電気シェーバーで剃る前に、長いアンダーヘアははさみかヒートカッターで短くカットしましょう。
カットしないと剃る時に絡まったり、埋没毛になったりすることがあります。
アンダーヘアを少し引っ張りながら、1cmくらいの長さになるよう整えましょう。
- STEP
電気シェーバーで剃る
アンダーヘアを短くカットした後は、電気シェーバーを使って剃っていきます。
この際に注意するのは、毛流れに沿って電気シェーバーを当てることです。
毛流れと逆方向から剃ると根本からアンダーヘアを処理できますが、肌に大きなダメージを与えてしまします。
電気シェーバーにアンダーヘアが絡まりやすくなり毛嚢炎を引き起こすリスクもあるので、必ず毛流れに合わせて剃りましょう。
- STEP
保湿ケアをする
Vラインのアンダーヘアを全て剃ったら、保湿ケアを行いましょう。
自己処理後のデリケートゾーンは乾燥しやすく、これを放置すると皮むけ・かゆみ・黒ずみなどの原因になってしまいます。
添加物を多く含まない低刺激なものを使用すると、トラブルが起こりにくいです。
Iラインの処理方法
- STEP
長い毛をはさみかヒートカッターでカット
Iラインは、ご自身の目で直接確認しながら処理するのが難しい部位です。
そのため鏡を活用して、長いアンダーヘアをカットしていくと良いでしょう。
この際に粘膜に近い部分をカットすると、ケガをする恐れがあります。
粘膜ギリギリまではさみやヒートカッターを近づけず、鏡で確認しながら慎重に行いましょう。
- STEP
電気シェーバーでIラインを剃る
電気シェーバーを使用する際も、鏡を活用すると処理しやすいです。
少し引っ張り皮膚を伸ばしながら剃ると、剃り残しを防げます。
粘膜近くに電気シェーバーを強く当てないよう、気をつけましょう。
- STEP
保湿ケアをする
Vラインよりも粘膜に近いIラインは、保湿剤の成分吸収されやすいと言われています。
粘膜には保湿剤を塗らないよう、気をつけましょう。
粘膜に使用しても問題ない保湿剤も販売されているので、粘膜までケアしたいとお考えの方は、そちらを準備すると良いかもしれません。
Oラインの処理方法
- STEP
電気シェーバーで剃る
Oラインは、はさみやヒートカッターを使用するほど長いアンダーヘアが生えることは少ないです。
カットの工程は飛ばして、電気シェーバーで外側から内側に剃っていきましょう。
Oラインを剃る時の体勢- 鏡を床に置き、その上をまたぐ体勢
- 立ったまま片方のお尻を外側に開く
- 座って片足を立てた状態で前に鏡を置く
シワが重なっている部分は手で引っ張りながら剃っていくと、綺麗に処理できます。
- STEP
保湿ケアをする
Vライン・Iラインと同様に、Oラインにも保湿剤を塗りましょう。
保湿しすぎるとムレの原因になるので、さらっとしたタイプの保湿剤がおすすめです。
また油分の多い保湿剤は毛嚢炎や肌荒れを引き起こすことがあるので、避けましょう。
VIOを剃る時の注意点
VIOは粘膜が近くデリケートな部分なの、傷つけないよう慎重に自己処理する必要があります。
以下の点に注意して、アンダーヘアの処理を行いましょう。
粘膜部分まで剃らない
アンダーヘアは、IラインやOラインの粘膜部分にも生えていることがあります。
しかし粘膜のキワまで電気シェーバーを当ててしまうと、粘膜を傷つけトラブルを起こしてしまうかもしれません。
傷つけたところから細菌が体内に入り、感染症を引き起こす恐れもあります。
毛嚢炎をはじめとするさまざまなトラブルの原因にもなるので、粘膜部分には触れないよう気をつけましょう。
アイテムを消毒・手は清潔な状態で行う
はさみ・ヒートカッター・電気シェーバーなどのアイテムは、消毒してから使用しましょう。
消毒液で拭いたり、除菌効果のあるウェットシートを使ったりして、清潔にすることが大切です。
また、デリケートゾーンを触る前に手指の洗浄・消毒をする必要があります。
肌に刺激を与えるものは使用しない
VIOの肌は他の部分よりも繊細なので、ダメージの原因となるアイテムの使用は避けた方が良いです。
- カミソリ
…誤って肌を切ってしまう恐れがある/肌に必要な角質まで除去してしまう - 毛抜き
…毛根部分に刺激を与え炎症の原因になる - 除毛クリーム
…ボディ用の除毛クリームをVIOに使用すると刺激が強すぎる
ワックス脱毛でVIOのムダ毛を処理する方法もありますが、アンダーヘアは硬く太いので他の部位よりも痛みを強く感じる方が多いようです。
生理中・生理前後は避ける
VIOの自己処理をする時は、タイミングにも気をつけなければなりません。
生理中や生理の前後は、特に肌がデリケートな状態になっています。
そのような時期にいつもと同じようにアンダーヘアを剃ると、肌荒れ・かぶれ・赤みなどを引き起こすリスクがあります。
編集部
生理中・生理前後2〜3日間は自己処理をしないようにしましょう。
VIOを剃るタイミングは?
VIOを剃るのはどのようなタイミングが適しているのでしょうか?
お風呂の中
VIOの自己処理をお風呂で行なっている方が多いようです。
お風呂なら剃った毛が部屋に散乱することもなく、掃除が簡単にできます。
しかし浴室内は湿度が高く、細菌が繁殖しやすい環境です。
万が一肌を傷つけてしまった際に細菌が体内に入り込み、感染症を引き起こす恐れがあるでしょう。
お風呂あがり
VIOを自己処理するおすすめのタイミングは「お風呂あがり」です。
温められたことによりアンダーヘアが柔らかくなっているので、剃りやすくなります。
また浴室内と違いご自身のやりやすい体勢を取れるので、より安全に自己処理が可能です。
ただしお風呂上がりで肌の温度が高い状態だと、刺激を強く受けすぎてしまう場合があります。
編集部
体の熱気が完全に冷めてから、剃毛を行いましょう。
VIOを剃るのに失敗したら?
気をつけて自己処理をしていても、失敗してしまうこともあるでしょう。
ここからは、自己処理後にトラブルが起こった時の対処法を紹介します。
肌が切れて出血した
肌が切れて血が出た場合は、すぐにガーゼや布を当てて傷ついた部分を強めに抑えましょう。
切れた部分から細菌が体内に侵入すると、感染症を引き起こす危険性があるので、止血後は消毒します。
自己処理後は保湿ケアを行うのが基本ですが、傷がある部分に保湿剤がつかないようにしましょう。
塗り薬を使用する際は、デリケートゾーンに使って問題ないかを必ず確認する必要があります。
編集部
傷が深く血が止まらない時は、専門医を受診しましょう。
赤みやかぶれが出た
肌に必要な角質まで除去してしまったり、毛流れに逆らって剃ったりすることで、肌に赤みが出ることがあります。
赤みとともにヒリヒリとした痛みを感じることもあり、カミソリ負けと呼ばれる状態です。
カミソリ負けが起こった時は、まずは保湿ケアを行いましょう。
この時にアルコールや香料などが含まれた保湿剤を使用すると、症状を悪化させるのでVIO専用の低刺激なものを使用します。
かゆみが出た
VIOを剃った後にかゆみを感じることがあります。
これは自己処理により肌のバリア機能が低下し、刺激を受けやすくなっているのが原因です。
また、自己処理を行なった数日後にかゆみやチクチク感を感じることもあります。
新しい毛が生え始めた時に感じるもので、1週間程度でおさまるでしょう。
乾燥や下着との摩擦によってもかゆみを引き起こすので、保湿ケアをしっかりと実施することが大切です。
自己処理が難しい場合はプロに任せるのが安心
「自己処理がうまくできない」「肌へのダメージが気になる」という方はサロンやクリニックでVIO脱毛をするのがおすすめです。
VIO脱毛を行うことには、以下のようなメリットが挙げられます。
ケガや肌トラブルを防げる
自己処理では直接目で見て確認できない部分もあり、ケガをしたり肌トラブルを引き起こしたりするリスクがあります。
プロによる施術なら、より安全にデリケートゾーンのお手入れが可能です。
自己処理の頻度も下げられるので手間を省けるだけでなく、これまで剃っていたことで与えていたダメージも抑えられます。
またクリニックでは万が一肌トラブルが起こったとしても、すぐに医者が対応してくれるので安心して施術を受けられます。
デリケートゾーンを清潔に保てる
VIO脱毛をすることで、見た目がスッキリし清潔感が出ます。
またムダ毛をなくせるので、経血や排泄物などをしっかりと拭き取ることが可能です。
通気性が良くなり雑菌の繁殖も抑えられるので、ムレやニオイが軽減できる・肌トラブルの予防ができるなどのメリットもあります。
水着や下着を楽しめる
水着や下着を着用した時に、アンダーヘアがはみ出ていないか不安で思いっきりファッションを楽しめないという方もいらっしゃいます。
VIO脱毛をすることで形や量を整えられるので、そのような心配を解消できます。
また希望の形やデザインにできるので、ご自身の満足度が向上したりパートナーからのウケが良くなったりするでしょう。
介護に備えられる
最近では「介護脱毛」という言葉もあり、介護に備えてVIO脱毛をする方も増えてきています。
VIOの処理をしていないと、排泄物がアンダーヘアに付着し清潔感を保つのが難しくなるでしょう。
脱毛をすることで、介護する側・介護される側双方の負担を軽減できるというメリットがあります。
まとめ
VIOを自己処理する際は、正しい手順で行うことが大切です。
デリケートな部分なので少しの刺激で肌トラブルの原因となるので、自己処理が難しい場合は無理に行わないようにしましょう。
また肌を傷つけてしまうと感染症を引き起こす恐れがあるので、肌への刺激が少ない電気シェーバーを使用したり、鏡を活用したりするなどの注意が必要です。
剃り続けることで肌への負担も蓄積され黒ずみにつながることがあるので、しっかりと保湿を行いましょう。
自己処理によるトラブルが不安な方や自己処理が面倒だと考えている方は、クリニックでのVIO脱毛がおすすめです。
VIO脱毛を行うことで清潔さを保て、生理時の不快感も軽減できます。
編集部
他にもVIO脱毛には多くのメリットがあるので、試してみてはいかがでしょうか。