埋没法で整形したら30年後はどうなるの？
老後になって後悔しないためにはどうすればいい？
比較的リーズナブルでダウンタイムも短い埋没法の二重整形ですが、二重の持続期間や老後に取れるリスクが気になっている人も多いですよね。
編集部
実は、埋没法によって作った二重は年齢とともに変化してしまうもの。
糸がゆるんだり、まぶたがたるんで、二重が取れたり崩れたりしてしまいます。
そこで本記事では、埋没法で作った二重まぶた変化してしまう理由や、30年後も後悔しない埋没法にするポイントについてお伝えしています。
「二重整形した老後が気になる」
「せっかく作った二重を長持ちさせたい！」
という方は、ぜひ最後まで参考にしてください。
- 埋没法で作った二重まぶたは30年後：お肌のハリや弾力不足・体型の変化によって形が変わる可能性が高い
- 変化する理由：糸がゆるむ・まぶたが痩せる・まぶたに脂肪がつく・まぶたがたるむ
- 30年後も後悔しない埋没法にするポイント：信頼できる医師やクリニックを選ぶ・二重の幅を広くしすぎない・まぶたに刺激を与えない
目次
埋没法で作った二重まぶたは30年後どうなる？
埋没法で作った二重まぶたの30年後は、二重ラインが崩れている可能性が高いと考えられます。
その大きな理由の1つは、お肌のハリや弾力の低下。
年齢を重ねるごとに、肌の弾力を担うコラーゲンやエラスチンの生成は減少してしまうため、
- しわ
- たるみ
- ハリ不足
こういった肌変化があらわれ、二重ラインが崩れてしまうと考えられます。
編集部
また、経年劣化により糸のゆるみが生じる可能性も。
時間の経過によって緩みやすくなるのはもちろんのこと、日常的に目を擦るなどの摩擦や刺激が多い人は、糸が緩みやすくなる傾向があります。
埋没法の平均持続期間は3〜5年。
なかには10年後もキレイな二重をキープしている人もいますが、30年持続させるのは難しいと考えられます。
埋没法で作った二重まぶたが加齢で変化する理由
埋没法で作った二重まぶたは、加齢によって二重ラインが取れることが考えられます。
- 糸がゆるむ・取れる
- まぶたが痩せる
- まぶたに脂肪がつく
- まぶたがたるむ（下垂する）
それぞれの理由を詳しく解説します。
糸がゆるむ・取れる
長年のまぶたへの刺激・摩擦によって糸が劣化してしまうと、ゆるみが出やすくなったり取れることで、二重ラインが崩れてしまいます。
埋没法で使用する糸は時間の経過でゆるみやすいのですが、目をこすったりすると緩みが出やすくなる傾向です。
さらに、取れた糸が原因で目の粘膜を傷つけて炎症を起こすリスクも考えられます。
まぶたが痩せる
埋没法施術時よりも体重が減少してしまった場合、まぶたが痩せて二重ラインに変化があらわれるケースがあります。
二重のラインがキレイに見えるのはいいことのようですが、加齢による体重減少の場合は要注意！
BMI値が「痩せ・痩せすぎ」まで体重が減ると、二重ラインがくっきりしすぎて顔の印象を大きく変えてしまうまたは、上まぶたの余った皮が垂れて二重ラインが見えなくなることも考えられます。
まぶたに脂肪がつく
先ほどとは反対に、体重が増えてしまってまぶたに脂肪がついた場合も、二重ラインに変化があらわれます。
上まぶたの脂肪が厚くなることで二重の幅が狭くなったり、「奥二重」のように見えてしまうケースもあるようです。
まぶたがたるむ（下垂する）
加齢による目の周りの筋力の低下や長年の刺激の蓄積により、まぶたを持ち上げる筋肉や腱膜が弱まることがあります。
いわゆる「眼瞼下垂」も二重のラインが崩れたり目立たなくなる原因の1つです。
30年後も後悔しない二重整形（埋没法）にするポイント
これまで埋没法による二重が、加齢によって崩れてしまう理由についてお伝えしました。
しかし、せっかく二重整形したのなら、なるべく長くキレイな二重ラインを保って欲しいですよね。
そこで、ここからは30年後も後悔しない二重整形（埋没法）にするポイントを5つにまとめてお伝えしていきます。
切開法を検討している人にも参考となるポイントとなっていますので、ぜひチェックしてください。
信頼できる医師やクリニックを選ぶ
二重整形は多くのクリニックで施術されている美容整形の1つですが、受ける場所によって仕上がりには大きな差が出てしまいます。
- 症例数や口コミが多い
- 丁寧なカウンセリングをしてくれる
- メリットだけでなくデメリットも教えてくれる
- 将来のことを考えたデザインを提案してくれる
こうした医師やクリニックなら、経験も豊富で多くの患者さんをみてきているので、信頼して任せられると考えられます。
編集部
なかには、20年後30年後のことまで考えてくれる先生もいますよ！
信頼できるクリニックや医師かどうかは、実際にカウンセリングを受けてみないとわかりません。
二重の幅を広くとりすぎない
幅が広くクリッとした印象の目元は、お人形のようで憧れる人も多いはず。
しかし、二重整形の際に幅を広く取りすぎると、年齢を重ねた時の変化も大きく出てしまいます。
幅が広い分少し狭くなっただけでも印象が大きく変わってしまうので、自然な幅を希望しましょう。
まぶたに刺激を与えない
どんなに腕の良い医師のもとで施術をしても、目の周りへの刺激が多いと埋没法の糸が取れやすくなってしまいます。特に、
- 洗顔やクレンジングのゴシゴシ
- アイマッサージ
- 目をこする癖
これらは、目の周りに過度な圧がかかりやすく、糸が取れやすくなる原因です。
編集部
年を重ねた時のまぶたのたるみにもつながります！
目元のメイクが濃い方は、クレンジング力の高いオイルリキッドを併用したり、アイマッサージは優しくするなど、目元に負担がかからないよう注意しましょう。
眼輪筋を鍛える
まぶたのたるみや下垂を予防するために、眼輪筋を鍛えるのもおすすめです。
編集部
眼輪筋とは、目の周りを囲むように存在している筋肉。
主に、まばたきをするときに動く筋肉ですが、日頃から鍛えていればまぶたのたるみや下垂・くぼみ予防に効果的です。
- 目を開いたまま「♾️」マークを描くように眼球を右回りに5回動かす
- 同じように左回りに5回動かす
- 1〜2を1日3セットおこなう
アイケアに力を入れる
加齢に伴うまぶたの変化をできるだけ小さくするためにも、アイケアに力を入れることもおすすめです。
特に目元は他の皮膚に比べてとても薄いので、乾燥や摩擦の刺激を受けやすいパーツです。
- 目元専用のアイクリームや美容液を使う
- 目元にホットマスクをする
- 軽いマッサージで脂肪やむくみを予防する
こうしたケアを地道に毎日重ねると、目元のシワやたるみが出にくくなって二重が崩れにくくなる可能性があります。
編集部
スキンケアやマッサージの圧がかかりすぎないよう注意してくださいね！
二重整形の時間経過に関連するよくある質問
最後に、二重整形の時間経過に関連するよくある質問を3つピックアップしました。
二重整形をした後の十数年後の変化が気になる方の参考になる内容となってますので、ぜひ最後までご覧ください。
40〜50代になってから再手術できますか？
再手術は可能です。
しかし、以前行った埋没法の糸を完全に撤去するのが難しいケースがあります。
また、初めて手術をおこなった時とまぶたの状況が変わっている可能性が高いため、埋没法のみでキレイな二重ができるとは限りません。
まぶたの脂肪取りやたるみ除去が必要なことも多いので、まずは美容クリニックで相談してみましょう。
埋没法と切開法では、老後の変化に違いはありますか？
どちらの施術を選ぶかによって、老後の変化は大きく変わってきます。
埋没法は、ダウンタイムも少なく比較的リーズナブルな価格で受けられる美容整形です。
しかし、糸の力で二重を作っているので、糸が取れたりゆるんだりすれば、二重も形が崩れやすくなっています。
また、経年劣化で糸がだんだんゆるんでくるので、施術直後のキレイなラインをキープするのは難しいかもしれません。
切開法は、まぶたを切って二重を作る施術のため、ダウンタイムが長く価格も10万円以上するケースがほとんどです。
しかし、皮膚を癒着させているので老後の変化が少なく、二重のラインは半永久的に持続します。
ただ、幅の広い二重にした場合は、老後の変化が出やすくなるため注意しましょう。
| 埋没法 | 切開法 | |
|---|---|---|
| 施術費用 | 3〜15万円 | 10〜30万円 |
| ダウンタイム | 1週間ほど | 1ヶ月ほど |
| 再手術 | 可能 | 医師の判断 |
| 元のまぶたに戻す | 可能 | 不可能 |
| 二重の持続期間 | 3〜10年 （個人差がある） | 半永久的 |
| 見た目の変化 | 糸が切れたら元に戻る | あまりない |
編集部
どちらの施術もメリット・デメリットがあるので、医師とよく相談して決めてみてください！
二重整形後にメンテナンスは必要ですか？
基本的には定期的なメンテナンスは必要ありません。
しかし、埋没法で二重整形をおこなった場合は、何らかの理由で糸が切れたり取れたりすれば元のまぶたに戻ってしまうので、メンテナンスが必要になってきます。
特に、自分の目の形に合わない二重の形や幅が広い二重にした場合は使用した糸がゆるみやすい傾向です。
二重を維持するためには、複数回の施術が必要になることが多いので、「自分の目にあった形と幅」の二重を作ることがポイントになってきます。
編集部
医師の技術も大きく影響するので、信頼できるクリニックを見つけてくださいね！
まとめ
ここまで、埋没法で二重整形した30年後について、詳しくお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか？
今回のポイントをまとめてお伝えします。
- 埋没法で作った二重まぶたは30年後：お肌のハリや弾力不足・体型の変化によって形が変わる可能性が高い
- 変化する理由：糸がゆるむ・まぶたが痩せる・まぶたに脂肪がつく・まぶたがたるむ
- 30年後も後悔しない埋没法にするポイント：信頼できる医師やクリニックを選ぶ・二重の幅を広くしすぎない・まぶたに刺激を与えない
埋没法で作った二重を、キレイな状態のまま30年後もキープするのはなかなか難しいもの。
しかし、自分に合った二重幅を作ったり信頼できる医師を選べば、その変化を小さくして長期間持続させることが可能です。
今回お伝えしたポイントを参考にして、老後も理想的な二重が続く二重整形を受けてくださいね！
